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コンパクト&軽量の常識覆す!合同会社 fuiigo(フイーゴ)開発の“音をまとう”スピーカー「fuiigo」、独自の振動技術で体感型サウンドを実現
2025年10月20日(月曜日)
ネックスピーカーの「低音不足」解消へ。“聞く・聞こえる“から”音をまとう“、振動と音に包まれる感覚のウェアラブルスピーカー「fuiigo」は、ベストのように装着して没入感を生む体感スピーカー。音を聴くだけでなく、全身で「振動と揺れ」を体感できるのが最大の特徴で、映画やゲーム、音楽への没入感をさらに高める。
■映画館やライブ会場にいるような感覚を、“耳元”だけの音で、抜群の臨場感が味わえる
「ネックスピーカーの低音が物足りない」そんな課題意識から、ベンチャー企業が生み出したウェアラブルスピーカー、内蔵ウーハーの振動で音の臨場感を全身で味わえる「fuiigo」。市場のワイヤレス化が進む中で、あえて有線方式にこだわったことで、制約を取り払い、迫力のサウンドを可能にした。
■最大の改善点は装着性
初代モデルのストレート形状から、より身体にフィットする湾曲形状へと変更。伸縮性素材の採用と合わせ、性別を問わず高いフィット感を実現した。スピーカー位置も埋め込み式に変更することで、音のばらつきを抑え、より正確な音の定位を可能にしている。
また、1キロ弱の重量も、装着時には重さを感じさせないよう分散設計されている。半径1メートルを超えると周囲に音がほとんど聞こえないため、大音量での迫力ある体験を自宅で楽しめるのが利点だ。
ユニークな製品名の由来は、振動の仕組みにある。音圧でジャバラと重りを揺らし、振動を発生させる様子が、昔の火起こし道具「ふいご」に似ていることから名付けられた。
開発者は、「コンパクトさや軽さ、バッテリー式では実現できない迫力を追求した。ベンチャーならではの、既成概念にとらわれない製品作りを目指している」と語る。今後は低価格ラインナップや、背中からの振動も加わる上位機種の開発にも意欲を見せている。
体感することで初めてわかる、このスピーカーの真価。自宅にいながらにして、映画館やライブ会場の熱気を全身で感じられる新しい体験が、多くのユーザーに届けられる日も近い。
【出展者情報】
会社名:合同会社 fuiigo
エリア:General Exhibits
ブース番号:ホール3 3H608
URL:https://fuiigo.store/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=1837