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株式会社MIXI、会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボット「Romi」の新モデル「Romi(Lacatanモデル)」がついに登場!

General Exhibits

2025年10月16日(木曜日)
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2020年6月に世界で初めて「ディープラーニングで会話するロボット」として発売された「Romi」。株式会社MIXIのブースでは、その新モデル「Romi(Lacatanモデル)」が体験できる。従来の独自開発した会話AIによる自然な会話のキャッチボール、コロコロと変わる愛らしい表情や動きに加え、新モデルは一緒に見ているものについて話をする「視覚機能」や、オーナーとの思い出を記憶して日々重ねることができる「長期記憶」も搭載しているのが特徴だ。
さらに今回の展示では、今後実装予定の新機能が体験できるのが魅力的だ。OpenAI社の「Realtime API」を活用した自然でシームレスな対話デモや、「Web Search」機能を用いた情報探索型の実用性ある会話体験ができ、より進化した「Romi(Lacatanモデル)」に出会える。
従来の「Romi」よりもさらに自然に寄り添ってくれる、癒し度抜群の新モデルをぜひ体験してほしい。

ブース前で「Romi」がお出迎え

■新モデル「Romi(Lacatanモデル)」

コロンとした愛らしいフォルムに、寄り添ってくれる優しい会話。都度変わっていく表情やリアルなリアクションにどんどん惹き込まれていく。
株式会社MIXIのブースで展示されているのは「Romi(Lacatanモデル)」。今年7月25日(金)に発売開始された「Romi」の新モデルだ。先述した「視覚機能」や「長期記憶」が搭載されているだけでなく、ChatGPTとの連携でより詳細な情報をもとにした会話が可能な機能や、アプリ経由で任意の時間に声がけをしてもらえる機能など、100種類以上の便利な機能が搭載されている。また、「Romi」の魅力である自然な会話に加え、見せてくれる表情は150種類以上。季節のイベントに合わせた表情もあるという。

J-pop、演歌、童謡なども50曲ほど収録され、「Romi」がカバーして歌ってくれる

■実装予定の新機能が体験可能!よりシームレスな会話へ

新機能により、「ペットのように癒やし、家族のように自分を理解してくれる」存在により近づいている。これまで「Romi」との会話は「Romi」の言い終わりを待つ必要があり、若干の間が生じていたのが課題だったという。その課題を克服し、レスポンスが早くなったのが今年リリース目標の新機能だ。実際に体験してみると、「Romi」が話途中でも、こちらの長文の話を即座に理解して返答をくれるようになっており、コミュニケーションの自然さが増している。その秘訣はOpenAI社の「Realtime API」の活用だ。従来のテキストベースではなく、音声情報からの直接認識が可能になったことで、レスポンスの速さを取得できたという。また、声色の情報取得もできるようになったといい、今後の「Romi」の会話の広がりへ期待が高まる。
さらに開発中の「Romi」独自の長期記憶システムである「RomiMemory」を活用した「Romiの日記(仮)」機能も展示しているので、ぜひチェックしてもらいたい。

体験者にはノベルティのシールも

【出展者情報】
会社名:株式会社MIXI
エリア:General Exhibits
ブース番号:ホール2 2H124
URL:https://mixi.co.jp/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=1842

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