CEATECニュース

CEATEC 2022「ウェルビーイング特集」
~三菱電機株式会社/デジタル田園都市におけるスマートホーム(共同出展18社/団体)」

トータルソリューション

パートナーズパーク

2022年10月24日(月曜日)
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身体的・精神的・社会的、3つの側面において良好な状態にあることを意味する概念。
「ウェルビーイング」は、「幸福」と訳すこともできる言葉で、今この「ウェルビーイング」を取り入れている企業は増えている。
この「ウェルビーイング」をテーマに展開する二つのブースを紹介する。

■三菱電機株式会社
“笑顔”あふれる近未来社会を!
三菱電機は、誰もが健康で豊かに暮らせる社会の実現に貢献。

三菱電機株式会社は「技術で描く、笑顔あふれる近未来社会~サステナビリティの実現~」をテーマに出展。サステナビリティの実現を経営の根幹に据え、「カーボンニュートラル」、「サーキュラーエコノミー」、「安心・安全」、「インクルージョン」、「ウェルビーイング」の5つの課題領域に注力して事業を通じた社会課題解決に取り組んでいます。

三菱電機ブース

心身ともに健康で快適なくらしの実現を目指す・・・「ウェルビーイング」。
三菱電機は、あらゆる人が安心して快適に過ごせるために、高度な温度検出が可能なサーマルダイオード赤外線センサ「MelDIR(メルダー)」を開発・製品化。

三菱電機のウェルビーイング

この「MelDIR」は、詳細な熱画像の取得が可能となり、ヒト・モノの識別や行動把握が高精度に行える製品で、暗闇やプライベート空間などの配慮が必要な場所に設置が可能。
AIのディープラーニングによりヒトの動作や姿勢、熱の有無の検知により、トイレやお風呂場での転倒などの異常を検知する「見守り」、「人数カウントソリューション」や温度測定や管理などの「空調機器」や「スマートビル」などの多様な用途への展開が見込まれる。

現在、同社が提供している安心見まもりサポート「MelCare(メルケア)」は、高齢者施設を対象に、入居者の転倒検知から普段の睡眠状況まで、複数の見守り項目を映像としてまとめて把握でき、今後は「MelDIR」での取得情報を活用する予定。
他にもルームエアコン「霧ヶ峰」に搭載。
部屋の温度、人の体温を「MelDIR」で感知し、暑すぎる、寒すぎるなどを調節している。

今後の展開は、温度を測定、シルエットを検知、温度とシルエットを検知できるソリューションとして、例えば、運転手の状態検知や置き去り防止、防犯、工場の熱暴走などの設備監視、農作物などの温度管理をはじめ幅広いシーンで活用が期待できる。

「MelDIR」
用途例(見守り)

出展者情報

会社名:三菱電機株式会社
エリア:トータルソリューション
小間番号:ホール7 T003
URL:https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/special/convention/ceatec2022/
出展者詳細:https://ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=208

■「デジタル田園都市におけるスマートホーム」
(エコーネットコンソーシアム×JEITAスマートホーム部会 ほか共同出展18社)
“スマートホーム”~企業を越えた連携で実現される新しいサービス体験~。

これまで各メーカーに閉じていた様々な情報を家電メーカー(パナソニック、東芝、三菱電機など)の枠を越えて、オープンなイエナカ連携プラットフォームを構築。
家庭と地域、企業や社会を繋ぎ、データを組み合わせ、どこでも誰でも便利で安全な生活を送れる家庭と社会の実現を目指す。

エコーネット&JEITAブース

スマートスピーカーなどIoTやAIの技術を活用し、より快適な生活を実現する家「スマートホーム」。現在、企業を越えて、集約・活用できるデータ連携基盤の実現に向けた取り組みを進めている。
今後は、家の中のデータがメーカー横断的に集まる。今までのような一社だけで閉じた世界ではなく、家全体のデータになるので、よりサービスに使えるデータになる。

スマートハウスなどで使われる技術「ECHONET Lite」など高度にセキュリティ管理された生活データをインフラ基盤として活用。例えば、毎日の生活集積データから、健康や食生活への提案なども行えるようになる。
また、マーケティングモジュールを実装することでクライアントのマーケティング活動への活用も期待される。

■「エコーネットコンソーシアム」は、環境問題に対応するべく、スマートハウスなどで使われる技術「ECHONET Lite」の標準仕様策定を進める団体。

■「JEITAスマートホーム部会」は、生活者に、安心・安全、健康、快適、便利なサービスを提供する新たなスマートライフ市場の構築に向け、住宅・住宅設備機器・家電・IT通信機器・サービス等の住まいに関わるあらゆるモノを連携し、業界・業種の枠を超えたスマートホーム実現に資する取組みを行う。

■「ECHONET Lite」は、家電機器、スマートメーター、太陽光発電システムなどを含む約80種類以上の機器の制御を規定したHEMS(ホームエネルギーマネジメント)構築のための通信規格。

スマートホーム②

出展者情報

会社名:エコーネットコンソーシアム×JEITAスマートホーム部会 (ほか共同出展18社)
エリア:パートナーズパーク
小間番号:ホール5 P020
URL:https://home.jeita.or.jp/smarthome/
URL:https://echonet.jp/
出展者詳細:https://ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=3335

トータルソリューション

パートナーズパーク

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