“BEYOND the RAILWAY”～測る・量る・図る　３つの「はかる」で鉄道の境界線を超えていく！～西日本旅客鉄道株式会社

“BEYOND the RAILWAY”～測る・量る・図る　３つの「はかる」で鉄道の境界線を超えていく！～
西日本旅客鉄道株式会社

トータルソリューション

2022年10月21日(金曜日)

今回、鉄道事業者としても初出展であるJR西日本は、多様な事業領域から得られるデータを使った課題解決に挑戦している。鉄道事業にとどまることなく、育まれた知見や技術を、様々な外部パートナーに提供し、その鉄道の可能性を使って、境界線を超えていく。

【鉄道⇒自動車】～スマートフォンを活用した列車動揺判定システム～

スマートフォンに搭載されている加速度センサーやＧＰＳ、カメラを活用して列車の振動を計測、解析、その発生位置を可視化し線路状態を把握するシステムの開発に着手している。
これにより、日々の線路の保守業務、巡回業務を簡略化できる。
（＊現在、１０社ほどの事業者においてプロトタイプを試行検証している）
それを鉄道事業に限らず、自動車でも使用できるのではと、現在その可能性を探っている。

【鉄道⇒ひとの移動】～移動・購買データ分析～

JR西日本のICカード乗車券「ICOCA」の交通利用、決済情報、入出場情報などのビックデータを分析、可視化技術を活用したサービスを展開している。例えば、日中、ある駅に長時間いた人が帰りにどこの駅に立ち寄るのか？このデータを可視化出来たら、新たなお客様体験につながるような他の事業者とのコラボレーションなどの可能性もある。

【鉄道⇒人工衛星】～JAXAと共創　ＡＩによる機械故障予測～

JR西日本の持つ鉄道事業における設備メンテナンスに関するデータ分析・AI開発技術、「ＡＩによる機械故障予測」のノウハウと、「JAXA」の持つ人工衛星に関する運用のノウハウとを掛け合わせることで、人工衛星の予知保全に挑戦している。
このJR西日本の「ＡＩによる機械故障予測」の技術は、自動改札機、自動券売機、精算機に導入されているほか、他の鉄道事業にも模索している。