CEATECニュース
株式会社ネクステッジテクノロジー、「手のひら操作」と「仮想タッチスクリーン」の タッチレスインターフェイスを紹介
2022年10月21日(金曜日)
同社は、コンピューターをマウスやキーボードを使わず独自の3Dカメラを介して、離れたまま手のひらで操作、または画面上に指先でタッチパネル操作のように非接触で操作可能にするタッチレスインターフェイス「aeroTAP(エアロタップ) evo」と同時に3Dカメラ 「aeroTAP 3Dカメラ G2」を発表した。タッチレス インターフェイスは、コロナ禍でさらに注目を集めている。
従来、医療現場など滅菌性の確保が必要な環境で求められていた触らない行為、すなわちタッチレスは、今や日常的にあらゆる場面で求められるようになった。同社ブースでは、離れた位置から3Dカメラを介し非接触でコンピューターを操作するための「aeroTAP evo」によるインターフェースシステムで「手のひら検出」や「仮想タッチスクリーン」のデモ体験が来場者の注目を集めている。
●既存のタッチ機能がないシステムをそのままタッチレス化する事が可能
同社の「aeroTAP evo」では、「手のひら追跡」によるコンピューターのタッチレス操作に加えて、「aeroTAP 3Dカメラ」の機能を最大限に利用することで、指先を使って操作する「仮想タッチパネルモード」も用意している。設置は、USBカメラをコンピューターに接続するだけ。
また、既存のタッチ機能がないシステムをそのままタッチレス化することも可能となる点も大きな魅力だ。「仮想タッチパネルは、本システムを採用することで、仮想空間の中に、見えないタッチスクリーンが形成されているイメージを想像していただきたい」としている。また、「aeroTAP evo」は、低CPU消費で、高性能な機能が発揮できる点も大きな特長となる。
●期待される、非接触操作の拡大
本システムにより、「手のひら操作モード」では、操作距離40cmから最大3mの離れた場所からのタッチレス操作が可能、「仮想タッチパネルモード」では、モニター画面の表面から1cm~20cmの位置に浮かした指先で触らずにタッチパネル同様の操作が可能となる。
『利用シーンとしては、医療現場やデジタルサイネージなど比較的大きなモニター画面を離れたままタッチレス操作するには、「手のひら追跡」を使ったタッチレス操作が最適。
コロナ禍以降、さらに日常的にタッチレスが求められるATM、発券機、精算機、受付システムのような小さなタッチパネル画面をそのままでタッチレス化するには、「仮想タッチパネルモード」が有効となる』としている。
出展者情報
会社名:株式会社ネクステッジテクノロジー
エリア:スマート x インダストリー
小間番号:ホール5 小間番号 S008
URL:株式会社ネクステッジテクノロジー (http://nextedgetech.com/)
出展者詳細:https://ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=251