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「trigger for the future」JVCケンウッドが考える3つの”ミライ”を参考展示
2022年10月21日(金曜日)
「trigger for the future」
JVCケンウッドが考える未来へのインターフェイス」をコンセプトに、3つの“ミライ”をテーマとするソリューションを紹介している。
●eコマースの“ミライ” 「マルチアングルストリーミング配信サービス」
今回の参考展示の1つ、「マルチアングルストリーミング配信サービス」では、自動車のオンライン商談をイメージしたデモを展示。別会場に設置した自動車の周囲に複数のカメラを配置、ブースではリアルタイムで配信される映像をマルチアングルで見ることが出来る。
(画面に表示される複数の映像から見たいアングルを自分で選択)
設置しているカメラは、「4K PTZ リモートカメラ」。超広角撮影、自動追尾が可能な次世代リモートカメラで、イベントライブ配信やリモート会議、など幅広いシーンに対応している。
このシステムを活用して、2022年10月29日(土)13:00から、J-SPORTSの「今治クリテリウム マルチアングル配信」の実証実験を行う。
試聴方法 (無料:登録不要)
https://demo.multi-angle.jvckenwood.com/i-criterium2022/i-criterium_live.html
●リアルの“ミライ” リアルタイムに3Dデータを生成・共有できる「R2モデリングシステム」
リアルとバーチャルを繋げるインターフェイス「R2モデリングシステム」。
リアルタイム3Dモデリングには大掛かりな設備・機材・スタジオ環境などが必要だが、新技術では、カメラ1台で、自動で3Dモデルを作成し、バーチャル空間に物体の持ち込みが可能となり、どこでも手軽にバーチャル空間でリアルな色や形状を再現できる。また、特定の範囲内で角度や向きが異なる映像を“自由視点”でリアルタイムに見ることも可能となる。
●EVバッテリーの持続可能な“ミライ” 再生バッテリーを利用したポータブル電源の開発
JVCケンウッド、日産自動車、フォーアールエナジー3社共同開発中のポータブル電源は、日産リーフで使用済みのバッテリーを一般用に再利用するもの。自動車用に開発されたリユースバッテリーを活用することで、使用できる温度範囲が一般的なバッテリーと比べ、幅広く使用できることを目指している。
さらに、リユースバッテリーを使用することで、新品バッテリーを作る際に大量に発生するCO2を抑えることができ、環境に配慮した持続可能な低炭素社会の実現もめざしている。
出展者情報
会社名:株式会社JVCケンウッド
エリア:トータルソリューション
ホール:7
小間番号:T104
URL:https://www.jvckenwood.com/jp
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=2359