日立独自の技術でサステナブルな社会の実現を目指す・・・『個人で脱炭素に協力できる充電器』＆『ＡＩを活用した「インフルエンザ予報」』

日立独自の技術でサステナブルな社会の実現を目指す・・・
『個人で脱炭素に協力できる充電器』＆『ＡＩを活用した「インフルエンザ予報」』

トータルソリューション

2022年10月21日(金曜日)

日立製作所ブースでは、最新の「IT×OT（オペレーション・テクノロジー）×プロダクト」と更に「Lumada（ルマーダ）」を組み合わせて社会課題を解決する取り組みを「プラネタリーバウンダリーを超えない社会の維持」と「一人ひとりのウェルビーイングの実現」の２つの軸で紹介。

※「Lumada(ルマーダ)」・・・顧客のデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション・サービス・テクノロジーの総称。

「個人で脱炭素に協力できる！コンセント型のAC充電器」

かわいいイヤホンケースのようなコンセントプラグ型のデバイスで手軽に、楽しく、
ＣＯ２削減に貢献できるというのが、参考出展の「Carbon Offset Charger」。

「Carbon Offset Charger」は、どのようにCO2削減につながるのかというと、まず家庭用コ
ンセントに接続すると、使用電力量に応じて環境価値(Jクレジット)を購入。
これにより、脱炭素に向けた再生エネルギーの発電事業者への支援を、個人でできるよう
になるもの。

またCO2排出削減が“楽しくなる”工夫もあり、例えば「頑張っている事業者」、「思い入れ
がある地域から買いたい」というユーザーの声を考えて、デモでは「関東ソーラー」「中国ソ
ーラー」「九州ソーラー」など使用先の地域が選べるようになっている。

さらに、継続するモチベーションのためにスマホアプリと連携すると、指定した地域の環境
価値(Jクレジット)電力を使った分、「育成ゲーム」のようにアプリ内で木が成長していく。

天気予報のように流行を予測する、ＡＩを活用した「インフルエンザ予報」

日立独自のＡＩを活用し、今から４週間先まで地域別のインフルエンザ流行を黄色、
赤色など４段階（レベル０～３）の流行度合を可視化して予測。全国から県レベル、
市町村レベルまでのメッシュで提供が可能。

これまで、自治体の住民サービスとして「インフルエンザ予報」の情報を提供する実証実験を行い、民間では、文具・事務用品の「PLUS」のECサイトに予報サービスを導入。
これにより売り上げが５％アップ、　LINEのお友達登録数５５％アップなどの効果があった。