CEATECニュース
デンマーク王国大使館。
デジタル先進国デンマークに学ぶ、デジタル化戦略の成功ポイントを紹介
2022年10月19日(水曜日)
福祉国家デンマークは、世界で最もデジタル化が進んでいる国の1つでもある。2020年に発表された国連の電子政府調査で第1位となり、同じく国連の「デジタル経済と社会指数」でも3位にランクインするほどのデジタル先進国だ。高い労働生産性を実現し、国民の幸福度も高水準だ。少子高齢化、人口減少など多くの社会課題の解決に向け、デジタル化を推進する日本も見習うべき点は多いと言える。ブースでは、デンマークのグリーントランスフォーメーション・循環型社会、論理的・責任あるデジタル社会に向けた国をあげての様々な活動や取り組みを紹介している。
グローバルエリア内に出展するデンマーク大使館ブースでは、デンマークのデジタル政策の紹介、デジタル化によって公的機関が提供している市民や企業サービスに関する具体例、それらを支える技術やソリューションを提供する企業の先進的な取り組み事例、ソーシャルイノベーションを生み出し循環型社会を作り上げるためのデザインに関する具体例が紹介されている。また、エリア内には、デンマークにおけるイノベーションを牽引するValuer Holding S/A社とBiomodics ApS社の2社が出展している。
●Valuer Holding S/A社
デンマークで創業したValuer Holding S/A社は、AIと人間のコラボレーションを通じて、イノベーションに関する情報を効率よく探し出すことができるプラットフォームを開発し、その詳細を紹介している。
●Biomodics ApS社
Biomodics ApS社は、電池コスト最大33%削減、最大サイクル数2500回、エネルギー密度700Wh/kg、EVタイプの80Wh電池により充電時間を30分に短縮可能とし、コスト削減と環境改善にも貢献できる新規の重合性双性イオンモノマーを開発。その詳細をブースで紹介している。
出展者情報
会社名:デンマーク王国大使館
エリア:グローバルエリア
小間番号:G007
URL:https://japan.um.dk/ja
出展者詳細:https://online.ceatec.com/booth/10018