CEATECニュース
Atos株式会社、現実世界を容易に。モバイル式3Dレーザースキャナーを紹介
2022年10月19日(水曜日)
『誰も見たことのない最先端建設企業』を世界に発信している建設会社Atos株式会社が、CEATECにおいて、モバイル式3Dレーザースキャナーを展示し注目を集めている。
ブースには、10月に発売を開始した、世界初のGNSS(※1)付きSLAM(※2)
LiDARハンディスキャナー「GENERATION-SURVEY-ONE」が紹介されている。
GS-1は、レーザー(光)を使用して距離を測定するリモートセンシング技術を搭載
し、SLAM技術を活用したモバイルa式の3Dレーザースキャナー。LiDARセンサーを搭載した本体を計測者が手で保持したまま移動を行い、周囲の環境をセンシングすることで、周辺100m空間を簡単に3次元デジタル化することができる。
※1:GNSS(Global Navigation Satellite System/全地球測位衛星システム)
※2:SLAM(Simultaneous Localization and Mapping):自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術の総称)
GS-1は、簡単に短時間で高精度な測量を行えるハンディスキャナー。 最大スキャン距離周囲100m、LiDAR精度±5cmで、複雑な地形や構造物も歩くだけでスキャンできる。 レーザースキャナーやドローンでの測量には、専門的な知識や資格を持った人しか扱うことができなかったが、 GS-1は、スキャンは歩くだけといたって簡単、また、簡単なレクチャーで誰でも使用することが可能になるという。 また市販のレーザースキャナーやレーザードローンに比べて安価に導入できる点も魅力だ。 GS-1は屋内でも屋外でも威力を発揮し、特にGPSが利用できない場所、地下や森の中などの固定式レーザースキャナーや、ドローンではセンシングが難しいとされる場所でも活用できる。レーザースキャナーやドローンでの測量は、専門的な知識や資格を持った技術者が操作せざるを得ない中、GS-1の操作はシンプルなため、簡単なレクチャーを受講することで利用できるとしている。
出展者情報
会社名:Atos株式会社
エリア:トータルソリューション
小間番号:T185
URL:https://atos.co.jp/
出展者詳細:https://online.ceatec.com/booth/9537