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デルタ電子株式会社 20フィートコンテナ使用の新世代コンテナ型オールインワンデータセンターソリューションを実物展示

General Exhibits

2025年10月22日(水曜日)
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デルタ電子株式会社は、「インテリジェント、サステナブルでつながる世界を実現」をテーマに出展し、AIエッジコンピューティングの急速な普及に対応する20フィートコンテナ型オールインワンデータセンターソリューションを展示。SOCIETY 5.0が提唱するスマート社会の構築にも注力する取り組みを紹介した。

場所を選ばず設置可能 コンテナ型ソリューション

生成AIやクラウドサービスの普及によりデータセンターの需要が急増している。デルタ電子のコンテナ型オールインワンデータセンターソリューションは、フレキシブルな電力設計と冷却設計により、場所を選ばず設置可能だ。
このソリューションには、NVIDIA MGXプラットフォーム向けのAI機器設置ラック(MGX Rack)、コールド・ホット両方のクーラントマニホールドなどが組み込まれる。

従来のデータセンターの建設期間は20か月前後かかるが、デルタ電子のモジュール化されたコンセプトのコンテナ型データセンターは、数週間または数か月で設置・稼働が可能。急速に成長するITニーズに対して、迅速な導入を実現する。

20フィートのコンテナ型データセンター 中央の黒いラックにAI機器が設置される
模型の展示
水(青)が廃熱を吸収して温水(赤)となり、空調機から送風される冷気で再び冷やされ循環する

サーバーの熱課題に空冷・液冷のハイブリッド冷却

大量の演算処理を行なうGPUサーバーは発熱量も大きくなり、AI駆動型データセンターは深刻な熱課題を伴うが、冷却には、空冷式・液冷式を組み合わせたハイブリッド方式が採用され、80kVA液対空クーラント分配装置(CDU)が効果的・効率的な冷却を実現する。
外部から水を引き込む配管工事が不要で、コンテナ型データセンターにシームレスに導入が可能だ。

(左)コンパクト設計のバッテリー
(右)停電時にバックアップ電源を供給する高効率のUPS(無停電電源装置なども展示された)

【出展者情報】
会社名:デルタ電子株式会社
エリア:General Exhibits
ブース番号:ホール 1 1H006
URL:https://www.delta-japan.jp/ja-JP/index
出展者詳細:https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=1714

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