CEATECニュース
株式会社ネクステッジテクノロジーのブースにて、大画面空中ディスプレイで3D空間の操作体験!進化するタッチレスの技術を体感!
2025年10月16日(木曜日)
株式会社ネクステッジテクノロジーは、「進化を止めない、タッチレス! (Touchless Reinventing)」を掲げ、少し先のソリューションをお客様と共に提供し続けている、つくば市のベンチャー企業だ。独自の3Dカメラ“aeroTAP 3D USBカメラ”、および “aeroTAP evo(エアロタップ)”タッチレスインターフェイスの開発と販売を行っている。今回、ブースでは【空中ディスプレイ+3D非接触操作】システムを展示。目玉となるのは、世界でも初めてとなる大型化した空中ディスプレイに映った3D画像の操作体験。驚きの体験をぜひ経験してほしい。
■2台の空中ディスプレイ 3Dインターフェイスの魅力を体験できる!
まず10.4インチの空中ディスプレイを体験した。真正面に立つと浮かび上がる3D映像…これだけで面白さがあるが、この3Dインターフェイスは、浮かび上がった映像を掴んで回転させたり、移動させたり、拡大・縮小することができる。今回映し出されたのは心臓。手の中に心臓がある感覚を味わうことができる。
そしてその隣にあるのが、より大型化した空中ディスプレイ。こちらは実際の患者さんの腎臓のモデルが映し出されている。この「血管造影手技支援モニター」システムは、信州大学医学部医療データサイエンス講座 山田哲先生指導の下、MIRAI BAR株式会社、株式会社ケーアンドケーと共に共同開発した製品だ。当初は医学生の実習などで、従来のマウスやタッチパネルでの研修よりも3Dの方が理解促進につながると期待されて製作されたが、今後は臨床への展開も臨んでいる。具体的には患者さんの寝ている上に映像を出し、それを見ながらカテーテルの手術ができるようなものがイメージされており、今回の大型ディスプレイは実際の手術で必要な大きさを想定した結果だそうだ。今回の展示で、よりその実現可能性が目の当たりにできるだろう。またその他、医療現場だけでなく、デジタルサイネージや、博物館での子供の知育分野の活用も期待できる。
■「タッチレスインターフェイス aeroTAP evo」
また独自3Dカメラを接続することで、既存のシステムを変更することなく、タッチレス化が可能になる「タッチレスインターフェイス aeroTAP evo」も体験可能だ。この触らないタッチパネルは、非接触でコンピュータを操作でき、モードを変更すれば50cmから2.5m離れた位置から手のひらでコンピュータを操作することもできる。専用のカメラとソフトを使用すればすぐに導入できるため、医療現場はもちろん、企業・家庭でも手軽に活用することができる。
無限に広がるタッチレスの世界。ぜひ没入していただきたい。
【出展者情報】
会社名:株式会社ネクステッジテクノロジー
エリア:General Exhibits
ブース番号:ホール2 2H005
URL:https://www.nextedgetech.com/?page_id=15&lang=ja
出展者詳細:https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=1827