CEATECニュース

日立が提供する機械との対話。「Talkative Products」による未来のコミュニケーションを体感。

General Exhibits

2025年10月15日(水曜日)
TwitterFacebookHatenaPocketLine

日立製作所は新経営計画「Inspire 2027」で掲げる「環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティ」の実現をめざし、Lumada を軸にデータから価値を創出することで、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいる。
今回のCEATEC 2025では、「ドメインナレッジ×AI で進化し続ける Lumada~ハーモナイズドソサエティをめざして~」をテーマに出展。人手不足にまつわる現場の課題に焦点をあて、フロントラインワーカーの業務の生産性向上、ベテランのスキル継承、働き方の改革など、現場を革新する日立ならではのソリューションを紹介する。

■産業機械が自らの状態を診断して人と対話する次世代サービス「Talkative Products」

人手不足や「指導する熟練者がいない」と言う現場の課題に焦点を当て、「機械自身が語りかけるように、故障の兆候や効率的な運用方法を通知するサービス」が「Talkative Products」。
リモートでの保守管理や省エネ運用を支援していく。
フロントラインワーカーの業務の生産性向上、ベテランのスキル継承、働き方の改革など、現場を革新する日立ならではのソリューションである。
このサービスでは、産業機器からIoTで取得したビッグデータをAI・生成AIで処理することで、予兆診断サービスを開発している。

■すでに活用されている「Talkative Products」

「空気圧縮機」や「インクジェットプリンタ」などに活用されている「Talkative Products」。
関連文書や稼働データ、予兆診断結果など製品に関するさまざまな情報、RAG(Retrieval-augmented Generation:検索拡張生成)を用いて学習させた製品の取扱説明書の内容を背景知識として入力してあり、さらに製品への関心を高めるため、親しみのある回答を行うよう指示する補足情報もプロンプト文に追加。
これにより、製品に関するさまざまな情報を用いて生成AIと会話が可能な「Talkative Products」を実現している。
展示では実際に「Talkative Products」との対話の様子を紹介しているので、ぜひ体験してみてほしい。

【出展者情報】
会社名:株式会社日立製作所
エリア:General Exhibits
ブース番号:ホール5 5H220
URL:https://www.hitachi.com/ja-jp/

General Exhibits

TwitterFacebookHatenaPocketLine

RELATED POST