CEATECニュース
WhiteLab株式会社、電源不要・光発電で動く次世代AIスマートリング「パルスリング」と「超小型BLEモジュール」をCEATEC 2025に出展
2025年10月15日(水曜日)
WhiteLab株式会社は、医療ヘルスケアにおけるデバイス機器、アプリ、クラウドまで一括開発するIoT企業である。同社は、昨年のCEATEC 2024において業界初※ の「ソーラーリング(体温測定スマートリング)」を初公開し、多くの来場者の注目を集めていた。2025年のCEATECでは、新たに次世代スマートリングである 「パルスリング(脈拍計測スマートリング)」 と 「超小型BLE通信モジュール」 を展示し、さらなる進化を披露する。
■電源不要・光発電で動く次世代AIスマートリング「パルスリング」
スマートリングは、指輪の形をしたウェアラブルデバイス。スマートフォンと連携することで、様々な便利な機能を利用することができる。CEATEC 2025に初出展する次世代スマートリング「パルスリング」は、光発電によって蓄電し、24時間動作するというスマートリング。光源があればACコンセントなどがなくても蓄電できるため、災害時でも使用しやすい。初出展の次世代スマートリング「パルスリング」は、脈拍と体温を計測し、スマートフォンアプリや中継機へのデータ送信が可能となる。日々の記録を蓄積管理することで、様々な解析に使われることが期待できるという。
現在開発中の内臓AIにより、スマートリング内でデータを学習解析することで、「考えるスマートリング」として正確で早くユーザーに適したアドバイスやサービスを提供することができる。
■パルスリングに搭載されている米粒サイズの「超小型BLE通信モジュール」
パルスリングの展示にともない、独自開発した「超小型BLE通信モジュール(技適取得済)」も展示される。同モジュールは、4.3×5.5mmという米粒サイズの超小型基板を実現。スマートリングだけでなく、メガネや補聴器などの小型デバイスへの実装を叶える。BLE Long Rangeに対応しており、100m以上の距離で通信可能だとしている。今後、さらなる小型化を実現予定だという。「ブースでは、デジタル顕微鏡で拡大しモニターで米粒との比較を見ることができる。
■パルリングに採用した「汎用フレキシブルシステム」を参考出品
同社スマートリング開発を容易に実現する仕組みとして「汎用フレキシブルシステム」を考案した。
センサー、無線、電源、AIといった各機能をモジュールに分解し、用途にあわせて自由に組み合わせられる仕組みを考案しパルスリングに採用した。これにより開発期間を大幅に短縮し、スマートリング市場拡大と事業への参入を支援するとしている。
※比較対象(メーカー・型番・サイズ・公開日)に基づくWhiteLab株式会社調べ(2025年9月25時点)
【出展者情報】
会社名:WhiteLab株式会社
エリア:ネクストジェネレーションパーク
ブース番号:ホール6 6H127
URL:ttps://whitelab.co.jp/ceatec2025/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=2988