CEATECニュース
株式会社エスケーファイン 光造形方式・高精細セラミックス3Dプリンタで従来の設計思想にない新しいモノを生み出すサポート
2024年10月29日(火曜日)
セラミック造形部品の製造販売、セラミックス3Dプリンタの販売や、3Dプリンタを用いた受託造形サービスを手掛ける株式会社エスケーファインは、これまで困難としていた複雑な加工も簡単にできる3Dプリンタの利便性を生かしたセラミックス部品の作製、各種テストピースの造形にも対応するサービスを紹介。ヒートシンク部品や熱交換器などの造形サンプルの展示を行った。
硬いセラミックスで複雑な加工・自由な設計を実現
セラミックス3Dプリンタ「SZシリーズ」はセラミックススラリーを用いた光造形方式を採用し、高精細な造形部品を作製できる。硬度が高く加工しにくいセラミック材料の複雑な加工や自由な設計にも対応可能。硬い・熱に強いなどの特長を有しながら複雑な形状でも3D造形が可能なため、様々な分野での応用が期待できる。
医療分野ほか幅広い市場に対応
これまで電気自動車やドローンなどモビリティへの放熱部品や半導体装置の内部部品、絶縁・耐熱部品の量産化に向け検討が続けられている。また、セラミックスの生体親和性、耐薬性、耐アレルギー性が医療に有効で、⼈⼯⾻や⻭科材料などの作製が可能だ。医療機器の部品を⾦属からセラミックスへの置き換える試作もできる。こうしたことから、幅広い市場から強い関心が寄せられているという。同社は、CEATEC 2024出展を通じてセラミックス3Dプリンタの認知度を高め、用途探索や従来の設計思想になかった新しいモノを生み出すサポートをしたいとしている。
【出展者情報】
会社名:株式会社エスケーファイン
エリア:ネクストジェネレーションパーク
ブース番号:ホール4 4H392
URL:https://www.sk-fine.co.jp/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=979