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日本電波株式会社 電波が届かない建物内でも電波時計の時刻を合わせる「電波時計レピータ」を出展

General Exhibits

2024年10月24日(木曜日)
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日本電波株式会社は、電波が届かない場所でも時刻補正が可能な「電波時計レピータ」NAR-40シリーズを出展。配線工事やネットワーク回線の新設不要で、工場や高層ビルの複数階のオフィスへの設置にも対応する。

電波受信が難しい場所でも電波時計の時刻を補正

電子機器、電子部品、制御装置のOEM・ODM生産を行う日本電波は「電波時計レピータ」NAR-40シリーズを出展した。親機と子機とで構成され、親機は子機が送信する時刻を管理し、子機は時計の裏に設置し、至近距離から時刻合わせの電波を送信する。
電波時計は設置場所や建物の構造によっては標準電波を受信できないが、電波受信が難しい場所でも、商用電源の周波数(AC100V 50/60Hz)を利用して時刻補正を行うため、AC電源が確保できれば電波時計の時刻補正が可能となる。親機は商用電源の周波数を利用して時刻を自動で補正し、子機は掛け時計や置時計の裏に設置し、至近距離から電波を送信して時刻合わせを行う。子機は単3電池4本で1年以上の動作が可能で、電池寿命の管理も容易にできる。

電波時計レピータの親機(NAR-40P)

子機は70台まで接続可能

親機1台につき、子機は70台まで接続できる。親機から時刻を受信した子機は、次の子機に中継する役割も果たし、建物全体をカバーできる。複数のフロアにオフィスを構える企業や大規模な工場などでは、多くの時計が設置されるが、時刻がずれた時計を一つ一つ確認する必要がない。

壁掛けタイプの子機(NAR-40C)
置き時計タイプの子機(NAR-40D)

外部ネットワークとの接続不要 AC電源で運用可能

親機と子機とはLoRa通信(長距離通信)で繋がり、Wi-Fiなどの通信設備が必要ないことも特徴だ。新たなネットワーク回線の引き込みが不要なメリットが決め手で導入を決めた企業もあるという。担当者は、主にOEM生産を中心に手掛けることからCEATEC 2024出展を通じて、商社や販売店にアピールしたいとしている。

【出展者情報】
会社名:日本電波株式会社
エリア: General Exhibits
ブース番号:ホール8 8H466
URL:https://www.nippa.co.jp/

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