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CEATEC AWARD 2024 総務大臣賞・経済産業大臣賞・デジタル大臣賞・25周年特別賞 のそれぞれが決定。

CEATEC AWARD

2024年10月21日(月曜日)
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CEATECに出展される技術/製品/サービスの中から特に優れたものを表彰する「CEATEC AWARD 2024」の結果が発表された。総務大臣賞は、視覚用デバイス開発のViXion株式会社(ヴィクシオン)、経済産業大臣賞は、シャープ株式会社、デジタル大臣賞は、デジタル画像サービスを展開するCalTa株式会社(カルタ)が選ばれた。そして今年は、CEATEC25周年を記念した特別賞が設けられ、NECが受賞した。 

■総務大臣賞は、ViXion株式会社の次世代アイウェア「ViXion01S」

総務大臣賞に輝いたViXion株式会社は、眼のピント調節機能を代替・拡張する次世代アイウェア「ViXion01S」を開発したスタートアップ企業。センサーが対象物までの距離を測定し、独自のアルゴリズムによって特殊レンズの形を瞬時に変えることでピントを調節する。弱視だけでなく、老眼や近視など視覚に課題を感じる人が増える中、社会に必要な技術として高く評価された。

総務大臣賞に輝いた「ViXion01S」

■経済産業大臣賞は、電子ペーパーディスプレー「ePoster」を開発したシャープ株式会社

経済産業大臣賞には、電子インクを活用して消費電力「ゼロ」表示を保持できる電子ペーパーディスプレー「ePoster」を開発したシャープ株式会社が選ばれた。屋外の掲示板やバス停などの大判ポスターをデジタル化したいという市場の声を反映。通信と接続してデータを書き換えることができ、太陽光発電による省エネ設計により災害時のサイネージとしても活用できることも評価された。

経済産業大臣賞受賞のシャープ株式会社「ePoster」

■デジタル大臣賞は、デジタルツインアプリ「TRANCITY」を開発したCalTa株式会社

デジタル大臣賞は、デジタルツインアプリ「TRANCITY」を開発したCalTa株式会社が受賞した。
CalTa株式会社は、動画をブラウザ上にアップロードするだけで簡単に3Dデータを生成できるデジタルツインアプリ「TRANCITY」を開発。3Dデータは複数種類の地図上へ実寸大で配置され、インフラの維持管理や建設を中心に活用が進んでいるという。現場のニーズから生まれた実用性の高さが評価された。

デジタル大臣賞受賞のCalTa株式会社「TRANCITY」

■「25周年特別賞」は、NECの「産業DX推進と業務効率化を実現した映像認識×生成AI」

今回はCEATECの開催が25回目であることから、開催テーマ「Innovation for All」に合致し、特にAI(人工知能)に関連するテクノロジーを対象とした「25周年特別賞」が設置された。同賞にはNECの「産業DX推進と業務効率化を実現するNECの映像認識×生成AI」に贈られた。人物や車、建物などの映像データを複数のAI(人工知能)が認識・理解し、独自の大規模言語モデル(LLM)が認識結果を文字化して短縮動画と説明文章を自動生成する世界初の技術を開発。さまざまな領域での応用展開に向けた期待と、CEATECの開催テーマ「イノベーション・フォー・オール」に合致するとして評価された。 

25周年特別賞受賞の「NECの映像認識×生成AI」

【出展者情報】
・CEATEC AWARD 2024大臣賞・特別賞・部門賞発表!
 URL:https://www.ceatec.com/ja/news/news20241010_02.html
・総務大臣賞に輝いた「ViXion01S」 
 URL:https://vixion.jp
・経済産業大臣賞受賞のシャープ株式会社
 URL:https://jp.sharp
・デジタル大臣賞受賞のCalTa株式会社
 URL:https://calta.co.jp/
・25周年特別賞受賞のNEC
 URL:https://jpn.nec.com

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