CEATECニュース

artience株式会社、AIエージェントと協力して「ボール運び」に挑戦!人とAIの『いい関係』を追求するHAI(ヒューマン・エージェント・インタラクション)の体験型展示

General Exhibits

2024年10月18日(金曜日)
TwitterFacebookHatenaPocketLine

「art」と「science」を融合した言葉を社名とするartience(アーティエンス)株式会社は、scienceの最先端にあるAIとartの本質にある人が協力し合う世界実現のため、日本大学文理学部の大澤研究室と共同研究をスタートした。大澤研究室は、人とAIがそれぞれの長所を活かしながら協力し合うHAI(ヒューマン・エージェント・インタラクション)の研究に力を入れている。
今回は、HAI体験型コンテンツ「トモニゴー™ ~AIエージェントとからくりチャレンジ~」を出展。AIエージェントと協力してミッションに挑むことで、パーソナルAIエージェントがいる未来を体感できる。

■人とAIの『いい関係』を追求するHAIとは?

HAI(Human-Agent Interaction/ヒューマン・エージェント・インタラクション)とは、文字通り、「ヒューマン=人」とAIやロボットなどの「エージェント」との「インタラクション=交流」を対象とした研究領域だ。「エージェント」の例として、ChatGPTや生成AIなどが挙げられる。
今、私たちの身近に存在するAIは、人の指示を受けて動いたり、特定の作業を遂行するなど、人の作業をAIが代行し、業務の効率化や生活を便利にすることを目指しているものが多い。人がAIを使うという関係性だ。
しかし、artience(アーティエンス)社が提示する『いい関係』とは、人とAIのそれぞれの長所を活かしながら、人とAIが協力して問題を解決するというもの。つまり、AIはパートナーや仲間のような存在となる。人だけでも、AIだけでもできないことを、協力して実現するHAIをAIエージェントとして社会実装したいと考えている。

■HAI体験型コンテンツ「トモニゴー™ ~AIエージェントとからくりチャレンジ~」に挑戦!

AIエージェントがいる未来を体験できるのが、HAIの考え方をベースにしたコンテンツ「トモニゴー™ ~AIエージェントとからくりチャレンジ~」。AIエージェントと協力して、ボールをゴールまで運ぶゲームだ。

まずはエージェント決め。
性格に関する10個の質問に答えると、自分に合うAIエージェントを相棒として選んでくれる。

次にAIエージェントとの関係構築。
人が何をするとどう動いてくれるのか、何ができるのかなど、相棒となるAIエージェントのことを理解する時間だ。

AIエージェントが憑依したドライヤーを応援しながらなでると・・・

いよいよAIエージェントと一緒にゲームに挑戦!
ここから先は実際に体験して欲しいが、少しネタバレをすると、AIエージェントは、ボールを上手く運べないといった状況に陥ると、困った表情をするものの、人に対して明確に何をして欲しいかは言わない。何をしたらいいか想像して、助けることが必要となる。人同士の関係性と同じだ。

困った表情のAIエージェント

また、ボールが通る道は同じでも、運ぶ方法は1通りではない。人とAIエージェントのどちらが運んでもいいようになっている。ヒントは「助け合い」。こちらの動き次第で、AIエージェントの動きも変わってくる。

体験を通して、一人ひとりにパーソナルAIエージェントがいる未来を体感・想像してみて欲しい。

【出展者情報】
会社名:artience株式会社
エリア: General Exhibits
ブース番号:ホール5 5H144
URL:https://www.artiencegroup.com/ja/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=122

General Exhibits

TwitterFacebookHatenaPocketLine

RELATED POST