CEATECニュース

三菱電機株式会社、現実世界を時空間データでバーチャルに再現するデジタル技術「GeoCLOVER™(ジオクローバー)」を展示

General Exhibits

2024年10月16日(水曜日)
TwitterFacebookHatenaPocketLine

三菱電機株式会社は、ビル、工場、都市などの現実世界をまるごと空間と時間のデータとして、バーチャル上に再現する時空間データ基盤「GeoCLOVER™」の基礎技術を開発。
現場業務の効率化や自動化など社会課題の解決に貢献する。

全景

現実とバーチャルをつなぐ「GeoCLOVER™」

これまでのデータ収集、デジタル化はサービス、目的を決めてから収集されていた。
しかし、他のサービスなどに転用していく場合はデータが足りず使いづらい部分があった。
「GeoCLOVER™」では現実世界全体を空間と時間のデータとして収集し続け蓄積。
そのデータをサービスに使い迅速に構築していくことが可能になる。

3つの特徴

・あらゆるモノの時空間データを時系列に収集し、統合、管理、活用。
人、建物、設備の位置と形状のデータを蓄積。過去から現在までのデータを蓄積。
これまでは見逃していた現実世界の些細な変化も捉えることが可能。

・収集した時空間データを統合
さまざまなシステムから収集した時空間データを統合して、現実世界をバーチャル空間上に再現するデジタルツインを構築。
あらゆるモノが含まれる現実世界をバーチャル上に再現することで、現実世界に対してデジタル技術を幅広く活用可能。

・位置と時間をもとにさまざまなデータの組み合わせで新たな価値を生む「GeoCLOVER™」が提供するデータ+電力、水道、空調等のデータを組み合わせることで、人手不足の解消、カーボンニュートラルへの貢献という新たな価値の創出が生まれる。

ジオラマ

現実世界をミニチュア化

今回の展示では、「GeoCLOVER™」を用いたジオラマを展示。
現実世界のカフェをミニチュアで再現。ジオラマ内の家具や空調を動かすことで『快適性』『CN(カーボンニュートラル)貢献度』『収益性』『オシャレ度』『働きやすさ』がわかりやすくリアルタイムで評点される。
今回の展示はカフェであったが、実際に使用する場合はビルのレイアウト、都市計画等様々なことに活用することができる。

現実世界を模したジオラマとバーチャルを繋ぎ、空間の快適性を評価する技術を活用して空間をデザインする画期的な体験が可能だ。

【出展者情報】
会社名:三菱電機株式会社
エリア:General Exhibits
ブース番号:ホール5 5H103
URL:https://www.mitsubishielectric.co.jp/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=47

General Exhibits

TwitterFacebookHatenaPocketLine

RELATED POST