SCSK株式会社、製造現場デジタル化支援ソリューション「Duetics」をミニチュア工場で紹介

General Exhibits

2024年10月11日(金曜日)

SCSK株式会社は、製造業への注力を進める「共創ITカンパニー」である。　CEATEC 2024で同社が提案する「Duetics（デュエティクス）」は、製造現場のデータ活用を一気通貫で支援するソリューションとして注目を集めそうだ。

■製造現場デジタル化ソリューション「Duetics」

SCSK株式会社が提案する「Duetics」は、製造現場で発生するデータの「収集・可視化・分析」を一気通貫で実現するソリューションだ。同社のブースでは、ミニチュア工場を使ったデモンストレーションを通じて、「Duetics」の詳細を説明する。各機能をコーナー別に展示することで「Duetics」の一貫したサービスを分かりやすく理解できる。

※製造現場デジタル化ソリューション「Duetics」の紹介動画はこちら
https://youtu.be/SCOBFgz2kZ4

●機器に溜まったデータを有効活用

「Duetics」は、製造現場の機器からデータを収集するIoTゲートウェイ、可視化のためのダッシュボード、クラウドへ直結するネットワーク、データ分析のための専用アプリケーションを提供する。これにより、機器に溜まっていたデータを有効活用できる環境を構築でき、顧客のニーズに応じた様々なデータ活用を促進する。

●AI搭載のデータ分析アプリケーション

最新のクラウド技術を用いて開発されたデータ分析アプリケーションは、分析結果から洞察を見つけることを支援するAI機能も搭載している。製造現場で取得されるPLCやセンサーのデータから、不良品の原因や機器の故障原因を特定することが可能で、生産性の向上と品質改善を支援する。リアルタイムの分析もでき、収集したデータから製造工程の異常を即座に検知したり、作業員の動作から作業ミスを発見したりする機能も備えている。

●デジタルツインとの連携

製造業デジタルツインは、実物そっくりの仮想空間で製品や工場全体を精緻に再現する。
ブースでは、デジタルツイン上で様々な検証やシミュレーションを効率的に行う方法を紹介する。「CEATEC 2024では、物理的なミニチュア工場とバーチャル空間上に構築したデジタルツイン工場との連携をデモすることで、来場者に具体的な活用イメージを提供します」としている。