CEATECニュース

若き精鋭が集うインド工科大学ハイデラバード校(IITH)、日本の産業界との連携を提案

スタートアップ&ユニバーシティ

2023年10月23日(月曜日)
TwitterFacebookHatenaPocketLine

インド工科大学ハイデラバード校(IITH)ブースでは、インド最高峰の国立教育機関である同校の魅力や、日本との連携を支援するJICAの取り組み「FRIENDSHIPプロジェクト」などが紹介された。

ブース全景

若き精鋭たちが切磋琢磨するインド工科大学ハイデラバード校(IITH)

インド工科大学(IITs)は工学や科学技術を専門とするインド最高峰の国立教育機関群である。
その研究水準は世界的に高い評価を受け、入試の難関校としてもよく知られている。
IITsはインド各地に23校あり、2008年に設立されたハイデラバード校(IITH)は、その中でも若く、勢いのあるキャンパスだ。300名以上を数える教員の平均年齢は40歳以下で、常に時代の先端をいく研究や取り組みが行われている。
1つの街のように広大で美しいキャンパスには、寮や教員向けの住宅が完備され、若き頭脳たちが日夜研鑽を積んでいるという。

日本と縁の深いIITH

IITHは10年以上にわたり日本政府がキャンパスの設計、建築、研究機材や日本との連携の推進などの支援をおこなってきた経緯があり、日本とのゆかりの深さでも知られている。

展示風景

またJICAが実施する「FRIENDSHIP2.0」※プロジェクトでは、日印の学術・産業連携ネットワークの構築や、人材の交流を支援している。
(※Project for Future Researchers at IITH to Enhance Network Development with Scholarship of Japan,Phase2)

ジャパンデスクを窓口に留学や産学連携を提案

今回IITHブースでは、IITHと日本の企業や大学との交流をさらに深め、発展させるためのさまざまな取り組みが紹介された。
コミュニケーションの大きな手助けとなるのが、ジャパンデスクの存在だ。日印相互の留学生のサポートをはじめ、共同研究のフォロー、日本企業への情報提供などをワンストップで行う窓口として、日本の企業や大学とIITHを繋いでいる。また日本企業がIITHで1セッション(60分)の講義を行うことで自社のPRをすることができる「IITHインダストリ・レクチャー」の取り組みにも注目が集まった。

日本の産業界と、フレッシュで優秀な頭脳の集うIITHの出会いがもたらす未来に期待が高まる。

出展者情報

会社名:インド工科大学ハイデラバード校
エリア:スタートアップ&ユニバーシティ
ホール5 ブース番号:S018
URL:https://www.iith.ac.in/japandesk/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=197

スタートアップ&ユニバーシティ

TwitterFacebookHatenaPocketLine

RELATED POST