CEATECニュース

AIを使った人流解析や視線推定で社会に役立つ技術を届ける、受注開発のソフトウェア会社・日本アルゴリズム

アドバンスドテクノロジー

2023年10月19日(木曜日)
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日本アルゴリズム株式会社が最も大切にする最先端技術の追求。

日本アルゴリズムブース風景

属性推定

今回のブースにも展示されている人物トラッキングAIのデモアプリケーション「Visiflow AI」は、顔を使用したAIの分析ではない。AIを使って映像から人物の骨格や関節の位置を推定する技術「姿勢推定」で、人流を解析する。姿勢推定からわかる情報を分析し、顔以外の特徴を使用して年代、性別といった情報を推論・抽出しているため、匿名性の保護が可能となる。具体的には、映像から物体検出AIを使用して人物を検出し、同一人物かどうかを判定しながら追跡を行う。

日本アルゴリズムVisiflow AI

視線推定

さらに、ブースでは、映像解析技術とAIを組み合わせ、人の視線方法を予測・推定する技術「視線推定」を使った視線推定AI用のアノテーションツール「Gaze Gather」も展示されている。カメラやセンサーから取得された画像を解析し、人の目がどこに注目しているかを推定する。視線推定AIは、コンピューターゲーム・仮想現実・ウェブページデザイン・自動運転など、様々な分野で利用されている。また、心理学や神経科学の研究にも役立ち、人の認知プロセスや行動を理解するためのツールとして使用されている。元々は、工場内の検品作業の品質の担保のために開発されたという。

日本アルゴリズム「Gaze Gather」

画像生成AI

また、2023年発表の最新画像生成AIモデルを搭載したデモアプリケーション「Image Ink」も画期的だ。
画像生成AIとは、AIを使用してリアルな画像・アートワーク・デザイン・写真などの様々なコンテンツを作り出す技術。テキストだけでは表現できないイメージ、例えば「海辺を歩く宇宙飛行士」と入力すれば、より想像に近い画像が出る。
「Image Ink」は、英語版のStable Diffusionモデルの日本語対応、および綺麗な画像が生成されるようなプロンプトの加工を行っており、テキストから画像を生成する機能と入力画像に対してテキストで加工した画像を生成する機能がある。生成された画像は商用利用可能。インターネットに接続できない環境でも動作可能。
さらに、ファインチューニングにより顧客の要望に合わせた生成される画像のカスタマイズも可能だ。
CEATEC 2023開催期間中、「Image Ink」を体験できる。

日本アルゴリズムImage Ink

日本アルゴリズム株式会社とは

日本のソフトウェア開発で先進的役割を担い続け、近年はAI領域においても実績を重ねている。50年以上に渡り蓄積した知識・知見を活かし、顧客が持つ様々な要望を叶えるための事業として「AI×NALGO」を立ち上げるなど、日々、進化を遂げている。また、研究から事業化、製品開発の加速、最新論文の実装など、研究支援も行っている。最先端技術を持った高スキル人材:最先端技術の調査/研究製品開発・事業化を支援。50年以上の信頼と実績のある蓄積されたノウハウ:多種多様な技術を社内共有工程を問わず対応可能。少数精鋭による高効率開発:小工数・特定工程のみにも対応。

出展者情報

会社名:日本アルゴリズム株式会社
エリア:アドバンスドテクノロジー
ホール7 ブース番号:A012
URL:https://www.nalgo.co.jp/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=114

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