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マクタアメニティ
スマホ撮影で野菜等の味を見抜くアプリ「おいしさの見える化」を出展

キーテクノロジー

2022年10月24日(月曜日)
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マクタアメニティ株式会社は、野菜・果物などをスマホで撮影するだけで甘味・塩味・酸味・旨味・苦味などの味をAIが瞬時に解析する画像味覚解析システム「おいしさの見える化」を紹介した。
「やや酸っぱい」「旨みがある」などの味が見えることで農業生産・流通・消費をサポートする。

マクタアメニティ ブース外観

●可視光で野菜の味がわかる画像味覚解析システム

サービス名は「おいしさの見える化」。
本来は目に見えない「おいしさ」の情報がわかる画像味覚解析システムとしてマクタアメニティが2019年にサービス提供を開始した。
野菜や果物を撮影した画像データを転送するとRGB、赤・緑・青の光の3原色を分光して解析し、AIが味覚情報のビッグデータと照合して味情報がわかる。
野菜・果物を切ったり果汁を絞ったりすることもない「非破壊式」で解析が可能で、従来の方法では大型の機械を用いて数日かけていた解析結果が「おいしさの見える化」では瞬時にわかる点が特徴だ。

本開発技術「おいしさの見える化」

●生産・流通・消費をサポートするSociety 5.0の成功例

解析結果は「甘い」「やや酸っぱい」など味の特徴のほか、甘味・酸味・旨味・苦味・塩味の5つの基本味を数値化しチャート表示する。
たとえばトマトの場合、酸味や苦味が強ければパスタソース向け、甘味と旨味が強ければサラダ向けと用途を選ぶことができるため、生産者は味で差別化が可能で、小売店は味覚に関する情報を付加して消費者に販売できる。

トマト

現在は、解析結果をシールに加工し商品に貼ったりデジタルサイネージで店頭ディスプレイに表示させたりする店舗向けサービスの開発を進めている。

マクタアメニティ・幕田武広代表取締役はCEATEC 2022出展において「Society 5.0の成功事例として、生産から流通、消費、生活までどこでも使える、本当のDXだとアピールできる」と話す。
今後は消費者向けにレシピ提案を組み合わせ、サービスの充実とユーザーの利便性を高めたいとしている。

多様な「見える化」情報利用

出展者情報

会社名:マクタアメニティ株式会社
エリア:キーテクノロジー
小間番号:ホール5 K007
URL:http://makuta-amenity.com/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=2467

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