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株式会社Piezo Sonic CEATEC AWARD 2022 スタートアップ&ユニバーシティ部門賞グランプリを獲得した 搬送用自律移動ロボット Mighty-D3を展示

スタートアップ&ユニバーシティ

2022年10月24日(月曜日)
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ブース

株式会社Piezo Sonicは、2017年設立のモーターとロボットのメーカー。小型、高トルクでありながら静音性に優れる超音波モーターの開発・製造・販売および超音波モーター利用製品の開発サポートを行っている。今年のCEATECでは、搬送用自律移動ロボットMighty(マイティ)-D3がCEATEC AWARD 2022 スタートアップ&ユニバーシティ部門グランプリを獲得。コンパクトながら、重量物を載せることが出来るため、物流・サービスロボット市場が広がりを見せる中で、遠隔操作するロボットオペレーターという、雇用創出につながる期待や物流以外の用途にも使用できる将来性が評価された。

搬送用自律移動ロボットMighty(マイティ)-D3

●搬送用自律移動ロボットMighty(マイティ)の将来性

実はロボットによっては数cmの段差で引っかかって動けなくなってしまうこともあるそうだが、このMightyは乗り越え可能な段差が15cm。工事現場・砂利道・畑など凹凸のある場面やちょっとした障害を乗り超えながらも、約30kgの荷物搬送が可能。コンパクトでありながら、安定した動きで屋内外の走行ができるのが最大のメリット。
運動性能としては、タイヤを45°回転させ、その場で360°の旋回をしたり、タイヤのステアリングを90°回転させることで、車体の向きを変えずそのままタイヤだけが回転し、真横に移動することができる。

センサを利用した自律走行だけでなく、マーカーを認識した追従走行や遠隔地にいるオペレータによる操作にも対応しており、工場や倉庫だけでなく、将来的には大型商業施設等での「搬送+広告」の役割を担うロボットとして期待されている。

●ピエゾニックモータ(超音波モーター)によって、広がる可能性

PSMシリーズ中空超音波モーター

ステアリングに使われているピエゾニックモータにも特徴がある。一般的なDCモーターやステッピングモーターは、電気の力を使って磁力を発生させているが、このモーターは磁力を必要とせず、圧電セラミックという材料の伸縮運動と摩擦力によって作動する。よって、磁場環境やMRIなどの医療機器の近くで利用してもノイズの影響を受けることがなく、ノイズを発生させることもないため、安全に使用できる。

また、同サイズのDCモーターと比較しても5倍以上のトルクを発揮、通常のモーターは動作制御するためにも電力を使うが、ピエゾニックモータは摩擦力で軸を保持することができるため、電気ゼロの状態でも機器を正確に静止することができる。

モーターで動く装置は電気が通っていなければ止まっている感覚になるが、DCモーターなど電磁力を利用したモーターは電気がないと状態を制御し続けることができない。そのためモーターを固定するためには、ブレーキ等の別のハード制御を必要とするか、ずっと電気を流し続ける必要があり、むろん電力の消費量が多くなる。これに対し、このピエゾニックモータは、静止時には電力・制御を必要としないので、消費電力と制御コストの削減にも貢献できる。

出展者情報

会社名:株式会社Piezo Sonic
エリア:スタートアップ&ユニバーシティ
小間番号:ホール:5 SU026
URL:https://www.piezo-sonic.com/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=751

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