イギリスのイマジネーションテクノロジーズ
半導体スタートアップ企業に向けてのGPUのライセンスビジネスモデルを提案
グローバルエリア
イマジネーションテクノロジーズは、世界中の何十億の人々の生活を豊かにする製品を支える、グローバル規模のテクノロジー・リーディング・カンパニー。
グラフィックスおよびAI IPは、最小のシリコン領域で高性能および低消費電力を提供している。
イマジネーションのGPUはTBDRと言う特殊な技術を使っており、同じ作業を行った時に他社のものよりも、消費電力が少ないのが特徴。
また、同じ性能で他社のものと比べても回路が小さく、用途としてはゲーム・タブレット・スマートフォン・自動車が主流となっている。
イマジネーションの日本での歴史は、1998年のSEGAのドリームキャストのゲームに使われていたのが最初。プレイステーションのPS vitaにもイマジネーションのGPUが使われていた。
低電力で使えることが特徴なのでスマートフォンなど端末が小さいものに使われることが多く、ほとんどの携帯がグラフィカルになってきた頃、主な製品にはイマジネーションのGPUが使われていたが、今、日本は携帯機器端末の製造から撤退しており、自動車関連に注力している。
自動車およびモバイル向けGPUにおける位置付けとして、それぞれ51%と35%の市場シェアを持し、ライセンスビジネス世界4番目ほどのシェアを誇る。最近では、GPUだけでなくてAIのアクセラレータやRISC-V（リスク ファイブ）のオープンアーキテクチャのCPUも開発している。
●スタートアップ企業に向けての取り組み
ライセンス事業には初期費用が莫大にかかる。そのため、半導体を作りたいというスタートアップの企業には、なかなかのリスクが生じる。今回の出展では、少し前の世代のＧＰＵコアシリーズ（power VR ８XE）を「初期ライセンス料0で提供する」という提案も行っている。
出展者情報
会社名：イマジネーションテクノロジーズ株式会社
エリア：グローバルエリア
小間番号：ホール6 G009
URL：https://www.imaginationtech.com/
出展者詳細：https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=3261
グローバルエリア
