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NEC(日本電気株式会社)の「A4サイズのローカル5G小型一体型基地局」、CEATEC AWARD 2022 「総務大臣賞」を受賞。 

トータルソリューション

2022年10月21日(金曜日)
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「CEATEC 2022」で展示される中から優れた技術や製品・サービスを表彰する「CEATEC 2022」の最高位である「総務大臣賞」にNECの「ローカル5G」の基地局の小型一体化した「UNIVERGE RV1200」が選ばれた。

NEC 総務大臣賞 ローカル5G

同社でローカル5Gの開発に取り組んでいるひとり、藤本幸一郎氏は、受賞に際し、
「ローカル5Gに初期から取り組んできた自負もあり、正直なところ狙ってはいましたが、
今は受賞した喜びと、ほっとした気持ちの半々です」と笑顔で答えた。

「ローカル5G」とは、企業や自治体等が個別に利用できる5Gネットワークのことで、キャリア=通信事業者が全国で展開する均一な5Gの通信サービスに対して、ローカル5Gは、地域・企業が主体となって、自らの建物内や敷地内といったエリアで自身のニーズに合致した5Gネットワークを構築できる。

この「ローカル5G」の基地局の必要な機能、「無線部(RU)、制御部(CU/DU)」の3つの要素を1つの箱の中に収めて、4.7GHz帯に対応した手軽なオールインワンモデルの一体型小型ローカル5G基地が、NECの「UNIVERGE RV1200」だ。
この1台で例えば、オフィスビルの1フロアをカバーでき、更に最大128台まで増設可能なため、大規模工場、物流倉庫、空港、病院などへの導入も可能。

また必要な機能を1台に集約しただけでなく、大きさは、ほぼA4サイズで、重さは約3㎏と小型化。そして、これまではローカル5Gの価格がネックになっていたが、基地局単体で100万円を切る設定になったため、価格、サイズとも使い勝手がよくなった。

前述の藤本氏は5年後、10年後の未来を「ひとりでも早くローカル5Gを体験してもらい、街の中でも、会社の中でも、エンターテインメントの場でもローカル5Gが空気の次くらいという、当たり前の時代になって欲しい」と話した。

NEC UNIVERGE RV1200
NECブース

出展者情報

会社名:日本電気株式会社
エリア:トータルソリューション
小間番号:ホール7 T011
URL:https://jpn.nec.com/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=331

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