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CEATEC AWARD 2024デジタル大臣賞を受賞した「TRANCITY」で、維持管理手法が課題のインフラを持続可能なカタチに変革するCalTa株式会社

General Exhibits

2024年10月17日(木曜日)
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インフラ施設管理の経験が豊富な技術者が集まっているから「すぐに、現場で本当に使えるデジタルサービス」を提供できる。

■「TRANCITY」でCEATEC AWARD 2024デジタル大臣賞を受賞

CalTa(カルタ)は、インフラ業界や建設業界を取り巻く課題を解消すべく、実際にインフラ施設の建設・保守経験が豊富な鉄道技術者が中心となって設立された。
出展ブースで目を引くのは、CEATEC AWARD 2024デジタル大臣賞を受賞した「TRANCITY」で、ドローンやスマートフォンなどで動画データを撮り、TRANCITYのソフトウェアにアップロードするだけで三次元データを作ることができる画期的なソリューションだ。例えば、高速道路、橋、ダムといった、人がなかなか入っていけないエリアや、現地に行くのに時間がかかる場所の動画があれば、このTRANCITYによって三次元データを作成でき、テレワークでいつでもインフラ管理ができる。
ちなみに、TRANCITYには地球が丸ごと入っており、いつどこでどうなっているかが時系列データや周りの地図を含めて管理できるようになっている。
今後のTRANCITYによる展開については、国内では、激甚化傾向のある災害や人口減少による労働人口の枯渇に対応し、国内で様々なインフラを残すために役立てていきたいという。
一方、海外については、人口増加の国や地域で仕事がないという現状を踏まえ、このTRANCITYを活用して仕事を作れるメリットがあるそうだ。

インフラ現場管理の生産性向上に貢献できる。
多くの課題解決が見込まれるTRANCITY

■CalTaの新たなサービス

さらに、CalTaでは、10月15日から「M42」というサービスを始めている。
「SEAMS ME」という機械を持って、スマホでポチっと歩行計測を開始し、SDカードに入ったデータをTRANCITYにアップロードするだけで気軽に町じゅうの三次元データを作ることができる。
もう一つ、CalTaでは、鉄道現場における巡視点検と災害環境における一時確認ができ、自動巡回ドローンとドローンが収集した情報を閲覧・分析できる「Profect SPARROW」を開発し、鉄道インフラ点検における安全性と生産性の向上を実現している。CalTaの技術に今後も注目だ。

【出展者情報】
会社名:CalTa株式会社
エリア:General Exhibits
ブース番号:ホール6 6H163
URL:https://calta.co.jp/
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=132

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