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ロボセンサー技研、生産現場の手の感覚をデータ化する「手袋型の触感センサーと無線計測システム(RH500シリーズ)」を開発、CEATEC 2023にて初展示

スタートアップ&ユニバーシティ

2023年10月12日(木曜日)
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同社開発の「ピエゾ電線センサー」

「手袋型の触感センサーと無線計測システム(RH500シリーズ)」は、製造ラインにおける手作業の管理や作業内容の良否判定に威力を発揮

同社が開発した触感センサーシステム(RH500 シリーズ)を活用すれば、人の手作業による手指の触感、指先による作業の内容やその質を直接計測し、高感度・高精度のデータの収集と分析が可能になるとしている。
触感センサーの計測データは専用の無線デバイスによって送信され、データ変換器で受信され、ここから管理用PC側にUSB接続され、PC上で動作する専用システムにより、リアルタイムで連続モニタリングと作業データの収集および分析が可能となる。
今まで出来なかった 『組立不良の大幅な削減』、『不具合品の下流流動の削減』、『人の生産性向上』などに関して、非常に有効なセンシングシステムとして期待されている。

手袋型触感センサー

触感センサーシステム(RH500シリーズ)により連続10時間のリアルタイム作業モニタリン グとデータ収集・分析が可能

本システムの導入により、従来困難であった極小さな部品の組付け作業や、ワイヤーハーネスの小型コネクターの嵌合作業などのモニタリングに活用が可能となる。人の介在する手作業を活用する生産現場において、製造ラインに何人の従業員がいて、その手元ではどのように組立て生産が進められているのか、リアルタイムで生産の状況が管理できる。
さらに、計測データからその作業内容がどうなのか、どこのポントで不具合品が発生した可能性が高いのかなど、データをリアルタイムでチェックすることができる。
「その場・その時にデータから即座に判断し不具合をリペアすることができれば、作業ミスによる不良品の生産の防止ができれば、また不具合品の下流への流動を防止できれば、大きなコスト削減効果が期待されます。」としている。

触感センサーの構成

出展者情報

会社名:ロボセンサー技研株式会社
エリア:スタートアップ&ユニバーシティ
ホール4 ブース番号:S029
URL:https://robosensor.co.jp
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=49

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