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株式会社ネクステッジテクノロジー、既存システムをタッチレス化、CPU消費は最低限に。タッチレスインターフェイスの詳細をCEATEC 2023で紹介。

アドバンスドテクノロジー

2023年10月20日(金曜日)
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株式会社ネクステッジテクノロジーブースでは、コンピューターをマウスやキーボードを使わず独自の3Dカメラを介して離れたまま手のひらで操作、または画面上に指先でタッチパネル操作のように非接触で操作可能にするタッチレスインターフェイス「aeroTAP(エアロタップ) evo」を使ったデモが行われている。今や日常的に、あらゆる場面で求められるようになったタッチレスとして注目を集めている。また、新たな提案として、aeroTAP 3D USB GSカメラを使った「見守りするSmartCareセンサー」やaeroTAP 3Dセンサーと深度画像から学習した姿勢検出AIを使った「SmartSurveyセンサー」の詳細が紹介されている。

株式会社ネクステッジテクノロジーブース

「てのひら操作」と「仮想タッチスクリーン」のタッチレスインターフェイス

「aeroTAP(エアロタップ) evo」 は、離れた位置から非接触でコンピューターを操作するためのインターフェイスシステムとして注目を集めている。コンピューターを操作するには、aeroTAP 3D USBカメラを接続するだけで、今使っているシステムを手のひら、または指先でタッチレス操作をすることが可能となった。同社ブースでは、「手のひら検出」を使った離れた位置から3Dカメラを介し操作、また近くで「仮想タッチスクリーン」で操作するデモ体験も行われている。
同社は、医療現場、工場などのシステム、ゲーム、デジタルサイネージ、通常モニター、案内板、プロジェクター画像など多方面への利用拡大が期待できるとしている。

「タッチレス・手のひら操作」デモ
「仮想タッチレス」デモ

AI x 3Dセンサー採用。危険の予測、確実な通知介護見守り「SmartCareセンサー」

同社の介護見守り「SmartCareセンサー」は、3Dカメラ独自の深度画像から学習した転倒検出AIが、プライバシーに配慮した転倒などの異常姿勢を検出する。さらに3Dセンサーを使った空間センサー機能により、施設内のベッド、廊下、トイレなどに設置して、離床、徘徊、転倒などのアラート事象をスマートに通知できる。『従来のセンサーで問題となっている「誤報」を最小限にすることができます。また、AIによる被介護者の状態をより的確に判断して通報することもできる』としている。軽量小型センサーのため、必要に応じて任意の場所に簡単設置、移動も可能でネットワーク機能を使うことで、複数のセンサーを中央管理できる。また、既存のシステムとの統合/接続が可能 (カスタム対応が可能)になるなどの特長を持っている。

介護見守り「SmartCareセンサー」の使用イメージ

プライバシーに配慮した棚前行動分析「SmartSurvey センサー」

「SmartSurvey センサー」は、商品棚ヒートマップ、棚前行動分析に必要な情報を効率よく収集することを目的に開発された。SmartSurveyセンサーはaeroTAP 3Dセンサーと深度画像から学習した姿勢検出AIをつかい、店舗や展示会場などでの棚前/展示品前行動分析をおこなう機能を持っている。具体的には、商品棚前の3D行動分析、不審な姿勢行動検知、人数カウント/通過カウント、リアルタイム解析と通知など多機能を備えている。

「SmartSurvey センサー」の使用イメージ

出展者情報

会社名:株式会社ネクステッジテクノロジー
エリア:アドバンスドテクノロジー
ホール7 ブース番号: A001
URL:www.nextedgetech.com
出展者詳細:https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=88

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