編集後記
横河デジタル株式会社は、2024年に打ち出した「AIファースト・マニュファクチャリング」をCEATEC 2024 にて初めて大々的に発表し、短い試行回数で産業プロセスを自動制御するAIアルゴリズム「FKDPP」のデモンストレーションなど、先進的な取り組みを披露しました。
三段水槽やミニプラントといったわかりやすい可視化によって、多くの来場者の関心を集めたことが特長です。実際に取材依頼やアポイント獲得にもつながり、CEATECが幅広い業界関係者との新たな接点やビジネスチャンスを生み出す場であることを示す好事例と言えるでしょう。
CEATECは多様な分野の企業やメディアが集結し、最新技術が交差する総合展です。今回の横河デジタル株式会社のように新コンセプトを持つ企業にとっては、社会的課題や現場のニーズにどう応えるかを具体的に提示する機会となり、より広い層からの反応を得やすいのが魅力です。こうした場を通じて自社技術を広く知ってもらい、さらなる事業拡大や海外展開に向けた足がかりを得ることも可能です。CEATECへの出展を、次のステージへ向かう選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。