TDKは2025年9月に、10年ぶりにブランドアイデンティティ(以下BIと略)を一新しました。新タグライン「In Everything, Better」は「TDKが暮らしのあらゆる場面(Everything)に存在し、内側からインパクトを生み出し、社会をより良く(better)変えていく」という決意を込めたものです。
今回のブースでは、この新BIを展示会としては世界で初披露する場として、ブランドの世界観、AIエコシステムへの貢献、そして長期ビジョン「TDK Transformation」を一つの空間に融合させ、可視化することを目指しました。
デザイン面では、ロゴのダイヤモンドマークを構成する三角形を「矢印」として再解釈し、TDKが「In Everything」に存在することを強調しました。色調については、従来のブルーに加え、グラデーションを導入しました。ブルーは「テクノロジー」を、パープルは「人と精神」を、グリーンは「社会とサステナビリティ」を表現することで、目的や場面に応じて柔軟な配色ができるようになっています。
新タグライン「In Everything Better」の核である「Better」を直感的に体験いただけるデモンストレーションに注力しました。
具体的には、アナログリザバーAIチップと加速度センサーを組み合わせた「絶対に勝てないじゃんけん」や、産業機器のパフォーマンス最適化と異常検知を行う監視プラットフォーム「edgeRX」など、最新技術が社会にどのような恩恵をもたらすかを実感できるよう展示しました。日英併記の徹底やスムーズな回遊動線の確保といった基本を磨き、未来社会での実装シーンを具体的にイメージできる構成を心がけました。
サステナビリティと創造性の両立という、現代の展示会が直面する難しい課題にスポットを当てている点です。受賞という実績は社内での予算獲得や新しい試みへの理解を得る上で大きな説得材料になります。
展示会担当者にとって、挑戦を後押ししてくれる力強い制度だと感じています。
編集後記
TDKは10年ぶりに刷新したブランドアイデンティティ「In Everything, Better」をCEATECで世界初披露した。横幅18mの大型LEDを中心に据えたデジタル表現へのシフト、廃棄物削減と輸送効率の追求により、デザインの大胆さとサステナビリティの両立を実現した。
受賞は社内での評価向上につながり、海外拠点の展示会でも参照されるグローバルな成功事例となった。サステナビリティと創造性を同時に評価するエコ&チャレンジは、ベストプラクティス共有を通じて、持続可能な展示会づくりに新たなスタンダードを業界に提示している。