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【CEATEC ECO & Design Challenge 2025 出展事例】NECパーソナルコンピュータ – 製販一体化の再スタートを飾った「信頼をアップデートする」ブース

NECパーソナルコンピュータ株式会社

出展事例

2026年3月5日(木曜日)
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この記事を3行でまとめると…

  1. 製販一体化という新体制の記念すべきCEATEC初出展で、エコ&デザインチャレンジを受賞
  2. ファブリック素材や展示台の再利用など環境配慮と、モノトーンで統一したスタイリッシュなデザインを両立
  3. 小規模ブースながら、製品の魅力を引き立てる工夫が高く評価された
Interviewee profileNECパーソナルコンピュータ株式会社
コマーシャル営業推進本部 プロモーショングループ
主任
小形 真優 氏

ブースのコンセプトを教えてください

今回のブースは「信頼をアップデートする」というテーマで設計しました。実は今年度、NECとNECパーソナルコンピュータの法人向けPC事業の組織が製販一体化したんです。元々製造がNECパーソナルコンピュータで、販売をNECという形で分かれていたのですが、そこを一体化してよりスピード感のある販売を行おうということになりました。

ビジネスPCをメインとする展示会としてはCEATECが初めての出展だったので、NECというブランドが築き上げてきた信頼——お客様に安心安全な端末をお届けするという信頼と、製販一体化による革新性やスピード感を掛け合わせて、「信頼をアップデートしていこう」というコンセプトでブースを作り上げました。

ブースで特に工夫した点は何ですか

フラッグシップモデルの「タイプVY」をメインに展示しました。タイプVYは世界最長バッテリーを謳っているモデルで、さらに1kgを切る軽さも売りにしています。

この特徴をどう魅力的に訴求するかを考え、ブースの一番手前に吊り展示を用意しました。浮遊感を演出することで軽さを表現する、アトリエのようなイメージですね。

また、会期中は毎日「Teams会議を連続でつないで丸1日持つかチャレンジ」を行いました。カメラもオンにして、輝度もフルのまま、ずっとトラフィックがかかった状態で7時間以上。来場者の方々にも興味を持って見ていただけたと思います。

どうしてもバッテリーを長持ちさせようとすると重くなりがちですが、タイプVYは軽さとバッテリーの持ちを両立しています。ハイブリッドワークでPCを持ち運びながら1台でどこでも仕事するワークスタイルがメジャーになっている今、そういった方にぴったりのモデルです。

エコ&デザインチャレンジに応募したきっかけは何ですか

今年初めてのアワードだと聞いて、弊社としても製販一体になって記念すべき再スタートの年だったので、「新しいアワードがあるならぜひ応募してみよう」と社内で意見が一致しました。

今回はブースにすごくこだわりたいと思っていたので、環境配慮はもちろん、デザイン性も見ていただけるということで挑戦してみました。他の受賞企業は大ブースばかりだったので、当社のようなコンパクトなブースでも受賞できたのは感動しましたね。ブースの大きさだけが評価の基準ではないんだ、と改めて実感しました。

サステナビリティ面でこだわった点はありますか

なるべく使えるものは再利用して、エコに配慮したブース設計を心がけました。木材をあまり使わず、ファブリック(布系素材)でブースを作り上げたり、展示台も他の展示会で再利用する前提で制作したりしています。

また、NECのコーポレートロゴ入りポロシャツも、新規で作るのではなく別の機会で使ったものを再利用しました。廃棄物を減らすという観点で、そういった細かい配慮をしていましたね。

さらに、NECのロゴも発光するタイプではなく、ライトを当てるものを採用しました。これまではLEDが入ったチャンネル文字を使っていたこともあったのですが、今回初めて挑戦してみたところ、視認性も問題なく意外と良かったので、次回も検討しようと思っています。

デザイン面での目標や工夫点は何ですか

NECパーソナルコンピュータとして出展することで、従来のNECのコーポレートカラーの規定に縛られることが無くなりました。そのため、いかに「NECのビジネスPCが変わったんだ」ということを表現するかを意識して、あえて青を全く使わず、グレーをメインにしたスタイリッシュなモノトーンカラーで統一しました。

光のラインを入れたブース設計にしたのですが、これはスピード感を表現するとともに、NECとして築き上げてきた歴史がこれからも続いていくということをその線で表現しています。

余計な色を入れないことで、PCそのものがより魅力的に見えることを重視しました。展示会で大事なのは製品が引き立つことだと思っているので、吊り展示なども工夫して、機種の特徴が立つような見せ方を追求しました。

受賞後の社内外からの反応はいかがでしたか

社内で話題になりました。製販一体となり、一丸となってお客様に良い製品をスピード感を持って届けていこうと盛り上がっているところだったので、ビジネスPCとしてのCEATEC初出展でこういう賞をいただけたことは大変励みになりました。

お客様からも、「NECパーソナルコンピュータさん頑張っているんですね」「御社はエコに配慮した製品作りを心がけているんですね」といった声をいただけました。今もオフィスのフロアに受賞のポップを飾っています。

エコ&デザインチャレンジのどのような点が魅力だと感じましたか

環境配慮とデザイン性を掛け合わせているところが面白いと思いました。なかなか他にはない賞ではないでしょうか。

小規模なブースでも受賞できたということで、ブースの規模感や展示内容だけでなく、各企業がどんな思いで環境配慮しているかというところもヒアリングで聞いていただけて、そこを評価していただけたのは嬉しかったです。

当社としても、環境に配慮したブース設計を意識しつつデザイン性にはこだわりたいという気持ちで取り組んでいたので、まさにそこが合致した賞だったと思います。

CEATEC出展の成果はいかがでしたか

正直なところ、直販よりも販売パートナー様を介した商流がメインの当社にとって、出展前は「実際どれくらい効果があるのか」と社内で議論もありました。しかし結果として、お客様から製品に対する生のご意見をたくさん聞くことができましたし、個人事業主や経営者の方々が興味を持ってくださって「ぜひ欲しいのですが、どうやったら買えますか?」と直接聞いていただけたりと、今までの展示会にはない良い点がたくさんありました。

学生さんも多く来場されていて、蓋を開けてみて驚きましたね。ぜひ今後も継続して出展していきたいという声が社内で上がっています。

編集後記

NECパーソナルコンピュータ株式会社は、製販一体化という新体制のスタートを切った記念すべき年にCEATECへ初出展し、エコ&デザインチャレンジを受賞した。ファブリック素材の活用や展示物の再利用といった環境配慮と、モノトーンで統一したスタイリッシュなブースデザインの両立が評価された形だ。

ブースの規模に関わらず、製品の魅力を引き立てる工夫や環境への取り組み姿勢が認められること、そして来場者との直接的なコミュニケーションを通じて顧客の生の声を聞けることが、CEATEC出展の価値として挙げられる。同社は今後も継続的な出展を視野に入れている。

NECパーソナルコンピュータ株式会社

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